普通、ノウルーズ休みが明けると値上げがあるのですが、今年は一ヶ月遅れての値上げでした。油断していたところにやられてしまったという感じで、ちょっとびっくりです。
ガソリンの値上げがあったわけでも何でもないのに、物価の上昇にあわせて自動的に値上げが行われるイランのタクシー業界というのがどんなものなのかちょっと悩むところなのですが、この物価高では仕方がないかともついつい思ってしまうのでした。
ただ、乗り合いタクシーに関しては、ちょっと不満はあります。
昨年の夏休み明けころから乗り合いタクシーの数がずいぶんと増えました。認可乗り合いタクシーを増やすことでテヘラン市民の足を確保するとか、ガソリンの値上げに伴うタクシーの値上げを防ぐとか色々な理由はあったらしいのですが、交通渋滞をひどくしただけで全く意味がないように見えます。
乗り合いタクシーの会社に登録すると、一般車に比べると優先的にガソリンスタンドで給油ができ、また配給量も多いのだとか。
そのため、乗り合いタクシーとして登録だけして客を乗せようとしない人も多いのだそうです。貸し切りとして一日に三四人の客を乗せて終わり、という人も見られるとか。その代わり貸し切り料としてかなり高くふっかけてきます。
と、友人・知人たちから聞いているのですが、実際、乗り合いタクシーを拾おうとしても、なかなか拾えないことも多いのでその状況はなんだか分かります。どうして客を乗せていないのに客を拾おうとしないのだろう?と不思議に思うくらいに空の乗り合いタクシーがたくさん走っているからです。
乗り合いタクシーの値上げがあるとしばらくは、乗客と運転手の間でのけんかが多く起こるようになるのですが、今年はどうなるでしょうか。25トマーンくらいでそんなけんかまでしなくても、という光景を目にすることもあります。
でも実際、このインフレで、乗り合いではないタクシーに乗ったときなど、500トマーンや千トマーンくらいなら誤差のうちかも、という気分になり始めているところがちょっと怖いところです。
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昨日で選挙活動は終わり。
選挙活動といっても、ポスターを貼り、候補者を応援する人々が商店を回ったりしてビラを配るくらいです。日本のように街頭演説や選挙カーによる名前の連呼はありません。
このポスターを貼るボード以外にはポスターを貼ってはいけないらしいのですが、結構、そこここにポスターが貼られているのも見かけます。
おもしろいのが、このボードには一人が何枚ポスターを貼っても良いらしく、同じポスターがびっしりと貼られているのを目にします。さらには、先に貼れたポスターの上から別な候補者のポスターが重ねて貼られ、その上からまた別のポスターが貼られるというのがイランらしいところかもしれません。
カメラを持っていなかったので写真がないのですが、バスの中で、不法に選挙ポスターを貼る行為について非難する公共広告がありました。「ルールを守れない人に立法府を任せることができますか?」というような内容でした。
さて、結果はどうなるのでしょうか。
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最初が買って丸三年のPCが故障したこと。
数日前からかたかたとハードディスクから嫌な音がして、立ち上がらなくなることが出ていたので、これはもしかすると、と、大切なデータを外付けのハードディスクにコピーをした矢先、とうとう立ち上がらなくなってしまいました。
日本から来ていた友人に頼んで日本に持って帰ってもらい、修理の見積もりを出してもらったところ、ハードディスク交換で7万円との診断。微妙です。修理をするよりは新しいものを買った方がいいのかも?と思わせる金額です。こうやって新しいものを買わせるんだろうなあと思いつつも、確かにもう三年使ったしなあとも思ってしまうところが悩みどころです。
ところが、簡単に買い換え、といえない事情がもう一つあります。
なんと、冷蔵庫まで壊れてしまったのです。
それも扉が外れるというちょっと信じがたい状況です。
一応修理をしてはもらったのですが、結局また外れてしまい買い換えることに。まあ、私のところへ来たときにすでに中古でしたので、これも寿命かと思うのですが。
それにしても、冷蔵庫のドアというのは構造上外れてもおかしくはないわけですが、なんともびっくりの事件だったのでした。

とどめが、バックアップを取ったデータの一部が文字化けしてしまい、どうやっても読むことができなかったということでしょうか。これはまあ何とかしたのですが、こういうこともあるんだなあとしみじみしてしまったのでした。
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今年の寒波は意外な被害をももたらしていました。
よく考えれば意外でも何でもないのですが、テヘランの南にある大バーザールをはじめとする様々な場所で「水不足」が一時的に生じていたのです。
原因は単純で、水道管が凍結して水が出ない、というだけのことだったのですが、このおかげでバーザール内のチャイハーネやレストラン、食堂などが軒並み営業できず、トイレも使えずで大変だったようです。大学前に軒を並べる本屋街でも、トイレを借りようと思ったら「水が出ないけど大丈夫?」と言われる始末でした。
水道管に断熱材を巻くとか、夜に水抜きをしておくとか、そういうことをしなかったのか知らなかったのか。そういう状態が何日か続いていたようです。ちょうどアーシュラーも重なり、大変だったようです。
何日か前に、バーザールを訪れたときにはもう復旧していたようでしたが、冬に雨や雪が降るのは分かっているのに対策がほとんど考えられていない町なんだなあと改めて思った冬だったのでした。まだ終わっていませんが。

人間は大変だね、と、アンティーク絨毯屋のサラーの片隅で。
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しかし、気温は低いため、降った雪が凍り付き、ある意味で昨日以上に大変なことになっています。
通学もままならないということで、今日は学校などは休みになり、子供たちが朝から外で遊んでいます。
大人の方はといえば、何とかして職場にたどり着くべく努力したり、家の前の雪や氷を取りのけたり、雪下ろしをしたりと雪の後始末です。

こちらでは、雪が降ると、普段は日雇いをしている人たちなどが除雪用スコップを持って、二三人のグループになって「バルフィー〜、バルフィー〜」と言いながら小路を練り歩きます。家の前の雪をどけたり、屋根の雪を下ろしたりする雪かき作業をするアルバイトです。

こちらの雪はさらさらして軽いので、こういう板のような平たいスコップで十分に役に立つのです。
このくらいの雪で雪下ろし?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、テヘランの現在の建築は、屋根に傾斜を付けず、雨がしみこまないようにアスファルトやイーゾガーム(日本語で何と言うのか分かりませんが銀色の防水用のシートのようなものです)を張ってあるだけです。これが毎年きちんと張り直していればいいのですが、夏の強烈な日光にさらされ、冬の雨や雪、氷にさらされているうちに劣化してしまい、雨漏りがするようになってしまいます。そのため、屋根の上に雪は乗せておかない方が屋根の持ちが良くなるので、雪下ろしをする必要があるのだとか。

今日は一つ仕事があったため、外出したのですが、小路は凍り付いていて非常に危険でした。大通りに出るまでに何度か転びそうになってしまいました。
それでも子供たちは大喜びで雪だるま造りや雪合戦です。
こんなかわいらしい雪だるまを発見。これを作った女の子はカメラを向けたら恥ずかしがって逃げてしまいましたが、自慢の作品だったようで雪だるまの写真撮影にはO.K.をくれました。

目的地まではバスを使ったのですが、バスの窓枠にも氷柱が下がっていて、昨夜が非常に寒かったことを見せてくれていました。
さすがに今日は、大通りは市役所があちこちに配っておいてあるスリップ防止用の砂利がまかれていて、交通にそれほど支障はなかったようですが、歩道は凍り付いていたり、舗装用煉瓦が雪で滑ったりでかなり怖い思いをすることになってしまいました。もちろん、店を開けていたところでは、自分の店の前の雪や氷を始末すべくみなさん頑張っていたのですが。
さて、この冬は、こんな風に何回雪が降るのでしょうか。できるだけ多い方が来年のためにも良いのですが。
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おかげで、朝から交通機関がほとんど動かず大変でした。
バスは何とか動いていたようなのですが、タクシー、乗り合いタクシーなどはほとんど動いていませんでした。
以前にも書いたように、私の住むアパートはちょっと急な坂の上にあるので、雪が降るとちょっと大変です。
今朝も、大雪になっているのを見て、「これは大学へ行くのは難しい」と半ば諦めモード。しかし、「今日は学生と約束があるしなあ」「真面目な子が多いから、この天気でも来るだろうなあ」「でも、普段の授業ならサボるだろうなあ」と思い悩み。結局、歩いて約束の時間にたどり着けるぎりぎりの時間になって大学へ行くことを決意。
大通りまで出てみると案の定、いつもならいくらでもやってくる乗り合いタクシーどころか、乗用車もほとんど姿を見ません。みんな、諦めて歩いて坂の下まで歩いています。私も一緒に坂の下までひたすら歩きます。途中で坂を上れなくなった自動車などが渋滞を起こしているのを横目に歩き、結局は坂のしたどころか地区の外まで歩き、大学の近くまで歩き、ようやく大学前を通る乗り合いタクシーに乗ることができました。

大学の前で下り、お金を払おうとしたら「いらないよ」と運転手。大学からの帰りもそうでしたが、乗り合いタクシーやバスが少なくなっているために、行き先が同じ人が親切心から乗せてくれているのです。ついでのことだからお金はいらないというのです。
大学に着いてみると、家が遠い学生の方がちゃんと来ています。「二時間かかりました」「普段の倍以上の時間がかかりました」と言いながらも、ほぼ約束の時間に来ているのだから驚きです。大学の目の前にある寮に住んでいる学生の方が、遅刻をしたり来なかったりというのが何とも言えません。
大学から帰る頃になると、交通事情は大分良くなってはいましたが、それでもやはりまだ車の数は少なくて、善意のドライバーのおかげで家にたどり着けたのでした。

私のアパートのある小路は大学から戻ってみるとすっかり雪に埋もれていました。
子供たちは大喜びで飛び回っていましたが、大人はしかめっ面です。
それほど北にある地区でもないこのあたりでもこのくらい降っているのですから、標高の高いテヘラン北部の地区は一体どうなっているのやらと、あまり関係はないのですが心配になってしまったのでした。

おまけ。
猫禁止?
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夕闇が迫る中で子供たちが雪遊び。
昨日一日降り続いた雪も今朝は一休みです。テヘランの北の地区などでは降っているのかもしれませんが、我が家周辺は降り止みました。
坂の上に住んでいるので、雪が降ると「凍結したら坂が上れなくて困るなあ」とか「いや、下りだって怖いぞ」とか、そんなことばかり考えてしまうのですが、子供たちにはそんなことは関係ありません。
厚着をして外に飛び出し、雪を集めて雪だるま造りに懸命です。
私といえば、寒さや雪の中、無理をして仕事や買い物に出たのが悪かったのか、すっかり風邪をひいてしまい、この週末は家の中で過ごさざるを得ないようです。
この冬は何度こんな風に雪が降るのでしょうか。暖冬続きで昔に比べると雪が降らなくなっているそうですが、降って欲しいものです。
雪国出身なので、冬に雪がないと、面倒だな〜などとは思っていても、やはり冬らしくないと感じてしまうのでした。
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テヘランは昨夜から雪が降っています。
雪道の運転に慣れていない人が多く、なおかつつるつるのタイヤを履いている自動車も多いテヘランでは、朝から渋滞をしているようです。
子供たちは大喜びで外に出て雪遊びをしていますが、この分だと、明日は休校になりそうです。

さて、明日はどこまで積もるのでしょうか。この様子だと、出かけるのをキャンセルして正解だったかもしれません。
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テヘランでは、ショッピングモールの商店の一部がクリスマス飾りをディスプレイしているくらいで、それほど大がかりには祝いません。
まあ、イスラームにとってもイーサー(イエス)は預言者の一人として敬意を払われる存在であるとはいえ、彼の広めた教えであるキリスト教(ペルシア語ではマスィーヒー)は欧米の象徴でもあり、数年前まではクリスマスの飾りを家の中で行ったと、子供が学校で話したら先生から「そういうことはするな」とその家庭に指導が入ったというくらい、ムスリムがクリスマスを祝うことは「欧米かぶれ」と見なされていました。
最近ではそれも随分とゆるく、どう見てもキリスト教徒(イランではほとんどがアルメニア正教徒ですが)ではない人たちがクリスマスの飾りを嬉々として飾り付けているのを見ると不思議な感じです。
飾り付けといい、いわゆるクリスマス(12月25日)に合わせて飾り付けるところといい、決して国内にいるアルメニア正教徒たちに合わせてではなく、カトリックやプロテスタントのクリスマスに合わせているのだなあということが明らかです。
あるアルメニア人は、「彼らは単に欧米の文明に憧れているだけで、キリスト教徒に敬意を払っている訳じゃない」と、最近のムスリムのこうした風潮を冷ややかに見ていると教えてくれました。確かに、これまで有形無形のいじめを受けてきた側としては複雑かもしれません。
宗教に関してかなりいい加減な日本から来たので、ムスリムがクリスマス飾りをしたっていいじゃん?と思ってしまう私はまだまだ認識が甘かったようです。
でも正直なところ、殉教者の肖像ばかりを飾るよりも、このくらい明るい雰囲気の方がいいんじゃないかな、と思うのですが。
とりあえず、近所のショッピングモールのクリスマス飾りからです。




それにしても、来学期は、1年生に日本に関する基礎知識を教える授業を担当しなくてはならないのですが、日本における宗教の問題をどうやって教えたら良いものか、今から頭が痛い思いです。
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夕方になると眠くなってきて、ちょっと横になろうものならそのまま夜中まで熟睡してしまい、深夜になってごそごそと起き出す始末です。
そうなると夕食を作る気にも食べる気にもなりませんし、お茶とお菓子を少しつまむくらいで明け方まで仕事をしたりして過ごしてしまいます。
朝食をとって、授業のある日は大学へ行き、なければ少し仮眠を取って、また仕事をしたり買い物をしたり。
こんな生活パターンになったからといっても、睡眠時間は十分に取れていますし、仕事にも支障を来しませんし、ほとんど困ることはないのが困りものです。
何に困るだろうと考えてみて思いつくのが、食事をきちんととっていないこととゴミ捨てくらいです。それでも、朝食と昼食はちゃんととっているのでまあ良いかなあという感じはしますが。
テヘランでは、夜8時から12時の間にゴミを出すようにとの指導が行われています。実際、ゴミの収集がその時間内に行われるので、深夜0時を過ぎて出したゴミは翌日まで残ってしまいます。
ところがこのところ、私がこのゴミを出せる時間帯に熟睡しているため、ゴミが出せないのです。もっとも、食事をあまり作っていないので、生ゴミはほとんど出ませんから、何日かゴミを捨てられなくともそれほど困らないところも困ったところかもしれません。

最近は、小路の何カ所かにゴミを集めるためのボックスが置かれていて、朝にでもここにゴミを捨てるという手もあるのですが、家の前にあるのならともかく、私の家からは少し歩いたところにしかないので、そこまでゴミを持っていくのも面倒です。
このゴミ収集ボックス、一応ふたが付いているのですが、ふたが閉まっているのを見たことがありません。そして、ゴミを早く捨てたい人、あるいは夜に出し損ねた人が時間を問わずにゴミを放り込むので、かなり悪臭が漂っていることもあります。

あるいは家の前にゴミを放り出したまま夜を待つという人も見られます。これは、猫や烏がゴミ袋を破って漁ったり、あるいは資源ゴミを集めてお金にしようとする人がゴミ袋を破って散らかしたりするのでやめて欲しいなあと思うのですが、「どうせ清掃人が掃除をするんだから」と意外と皆さん平気なようです。

このゴミ収集をしたり、箒を持って町を清掃している人の多くがアフガン人です。「彼らに仕事をやるために町を汚しても構わない」というイラン人の屁理屈をよく聞きますが、こればかりはちょっと理解しがたいなあと思わずにいられないのでした。
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